2006年09月25日

ライフ・イズ・ミラクル



2004年 ユーゴスラビア・フランス合作

〜Amazonより引用〜
ヨーロッパを代表する巨匠、エミール・クストリッツァ監督が、生まれ故郷である旧ユーゴでのボスニア紛争を背景に撮った力作。1992年のボスニアで、鉄道技師のセルビア人ルカの息子が徴兵される。やがて息子は捕虜となり、ルカの妻も浮気相手と駆け落ち。ひとりになった彼の家に、息子との捕虜交換要員としてつかまったムスリム人の女性、サバーハが暮らすことになる。
テーマはシビアながら、奇抜な展開と個性的なキャラクターで構築されるクストリッツァの世界は、本作で極まった感がある。線路のレール上を走る自動車、歌を聴いて動くロバなどユニークな要素が、背景の雄大な自然によってメルヘンのような世界に昇華。独特のジプシー・ブラスの音楽にも引き込まれる。物語も主人公ルカを中心に、人間の複雑な愛の感情にじっくり迫っていくので、その結果としてのラストシーンは、観る者に多様な感慨を抱かせるはず。戦争の虚しさを、これほど軽やかに描くことのできる監督は、クストリッツァをおいて他にいない。(斉藤博昭)



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ウェルカム・トゥ・サラエボ



1997年 イギリス・アメリカ合作

〜Amazonより引用〜
M・ウィンターボトム監督がテレビ記者の体験を綴った小説を映画化。サラエボで子供たちが殺されていく惨状を目の当たりにしたイギリス人ジャーナリストは、カメラに残すことでひとつの命を救うことを選択する。

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ボスニア


 ※DVDは発売されていないため、上記はVHSです。

1996年 ユーゴスラビア・ギリシア合作

〜Amazonより引用〜
ユーゴの新星ドラゴエヴィッチ監督が戦争の悲惨さを、『プライベート・ライアン』に劣らぬ迫力の映像で描いた力作。96年度サンパウロ国際映画祭グランプリ受賞。

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ブコバルに手紙は届かない



1994年 フランス・イタリア・ユーゴスラヴィア合作

〜Amazonより引用〜
『アンダーグラウンド』のミリヤーナ・ヤコヴィッチ主演の戦争映画。旧ユーゴスラビアの内紛で異民族ゆえに引き裂かれていく男女の姿を通し、紛争の愚かさを描く。

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パーフェクト・サークル



1997年 フランス映画

〜Amazonより引用〜
東京国際映画祭グランプリと監督賞のW受賞を果たした感動作。紛争が続くボスニアで、懸命に生きる子供たちの姿を描く。単館系ながら15週のロングラン公開を記録。
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ノー・マンズ・ランド



2001年 フランス・イタリア・ベルギー・イギリス・スロヴェニア合作

〜Amazonより引用〜
アカデミー賞を受賞した、バルカン半島での戦争を描いた作品。全編に流れる、すばらしくバランスの取れたストーリーラインと、ぴりっと効いたブラックコメディで、ダニス・タノヴィッチ監督が戦争の悲惨さと恐ろしさを描き出す。敵陣との間にあるざんごうに取り残されたセルビア人とボスニア人の兵士。互いの正当性を譲らない二人のののりしり合う姿は、ユーモラスなやり取りとして展開される。一方、傷を負ったセルビア人兵士の体の下には地雷が仕掛けられているという現実的な設定になっている。国連保護軍(現地では「スマーフ」と呼ばれている)のフランス戦車部隊や、画策を練るイギリス人テレビレポーター、ドイツの地雷撤去班、国連の最高司令部(サイモン・カロウによって、こっけいなほど無力な組織として描き出された)などが絡み合って織り成す人間模様。地雷の爆発を防ぐためには停戦しかないという結論は、誰にも見えているはずだ。ダニス・タノヴィッチ監督は、戦争の悲惨さを、風刺の効いたユーモアに込めて、メッセージを伝えている。こっけいに見えれば見えるほど、苦しく、胸に焼きつく。ユーモアあふれるやり取りに笑った分だけ考えさせられる。(Sean Axmaker, Amazon.com)


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地獄の黙示録



1978年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
舞台は1960年代末のヴェトナム。ウィラード大尉(マーティン・シーン)は、ジョングルの奥地で王国を築いたとされるカーツ大佐(マーロン・ブランド)を暗殺する命令を受け、部下4人を引き連れてナング河を溯っていく。その過程でウィラードが遭遇するさまざまな戦争、そして人生の狂気。やがて彼はカーツと対峙し…。
フランシス・コッポラ監督(この作品よりしばらく彼はミドルネームをクレジットから省略)が己の映画生命のすべてを投入し、文字通り狂気の沙汰を繰り返した果てに完成させた戦争超大作。単にヴェトナム戦争ものというよりも、戦争そのものの本質や、そこから浮かび上がる人間の内面を鋭くえぐったものととらえた方がよく、そのクオリティは映画史のみならず、20世紀の芸術史に残るべきもの。
1979年度のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。それから20年の歳月を経た2001年には、約50分の未公開シーンを追加再編集した『特別完全版』を完成させている。(的田也寸志)


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プラトーン



1986年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
1967年、激戦のベトナムに若い志願兵クリスがやってきた。少数民族や貧しい者たちからの徴兵に憤った彼は名門大学を中退してベトナム行きを志願したのだ。だが、いきなり最前線小隊『プラトーン』に配属された彼を待ちうけていたのは、想像を遥かに超えた過酷な戦争の現実だった。戦争の名のもとでの殺人、疑惑と憎悪、そして人間性の喪失との戦い……。死の恐怖が渦巻く最前線の中、彼はやがてベトナム人への虐殺・略奪・強姦など、戦争の狂気とその現実を体験していく──。
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フルメタル・ジャケット



1987年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
巨匠キューブリック監督がベトナム戦争に鋭いメスを入れた、衝撃の問題作である。
アメリカ南カロライナの海兵隊新兵訓練所に入隊したジョーカー、カウボーイ、パイルら若者たち。彼らは鬼教官ハートマンのもとで、毎日地獄のような猛訓練に耐えるが、卒業前夜にパイルが教官をライフルで撃ち殺し、自殺するという事件が起こった。数か月後、ジョーカーは戦地ベトナムでカウボーイと再会、共に戦うべく最前線へ向かうが…。
殺りくマシンとして家畜のような猛訓練を受ける新兵を描いた前半と、彼らがベトナムで実際に体験する修羅場のような戦場を描いた後半の2部構成で、戦争と、それによって人間性を失っていく兵士たちの狂気を冷徹な視点で追う。
すべての戦場シーンをロンドンのセットで撮影し、ジャングルがまったく登場しない出色のベトナム映画。(山内拓哉)



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戦場のメリークリスマス



1983年 日本・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド合作

〜Amazonより引用〜
太平洋戦争下のジャワ山中に建つ、日本軍の連合国軍捕虜収容所。そこでつづられる日本とイギリス双方の軍人たちの確執や奇妙な友情、そして残酷かつ美しい愛情の日々。大島渚監督が日英合作で描く、戦争ヒューマンドラマの傑作である。
キャストを見ても、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、トム・コンティ、ジョニー大倉、ジャック・トンプソン、内田裕也など豪華多彩。それぞれが持ち味をフルに発揮しながら、極限状態に置かれた男たちの心情を赤裸々に表現している。ラストで「メリークリスマス、ミスター・ローレンス」と唱えるビートたけしの大映しの笑顔は、映画史上に残る優れたショットでもある。坂本による音楽も大ヒットするとともに、世界的に高い評価を得た。(的田也寸志)

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シンドラーのリスト



1993年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
第二次大戦下のドイツ。実業家シンドラーは軍用ホーロー器工場の経営に乗り出し、ゲットーのユダヤ人たちを働かせた。やがて彼は、ユダヤ人たちを強制収容所送りから救うのだった。
スティーヴン・スピルバーグ監督が、念願のアカデミー賞を受賞した大作。ナチスの収容所で命を落とした親族がいるスピルバーグは、監督料を返上してまでもこの映画の製作に取り組んだ。
オスカー・シンドラーを演じたリーアム・ニーソンは、この映画でスターとなり、ナチスの将校を演じたレイフ・ファインズも大きく羽ばたいた。さらにベン・キングズレーらの脇役の熱演も光っている。20世紀における歴史的な出来事を再現した記念碑的な作品といえるだろう。(アルジオン北村)

プライベート・ライアン



1998年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
 アメリカ軍兵士の目をとおして語られるこの物語は、第2次世界大戦の歴史的D-デイ侵攻作戦から始まり、上陸後は兵士たちの危険極まりない特別な任務へと続く。ジョン・ミラー大尉(トム・ハンクス)は、ジェームズ・ライアン二等兵を探し出すため、部下とともに敵陣深く浸入する。4人兄弟のライアン二等兵は、ほかの3人の兄弟をすべて戦闘で亡くしたのである。作戦遂行が不可能に思えたとき、兵士たちは命令そのものに疑問を持つ。たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれ自分なりの答えを出す。そして名誉と誠実さと勇気をもって、不確かな未来に打ち勝つ強さを見つけるのである。



ヒトラー 最後の12日間



2004年 ドイツ・イタリア・オーストリア合作

〜Amazonより引用〜
1945年4月20日、ベルリン。ヒトラーは56歳の誕生日を総統地下壕で迎えた。ソ連軍の猛攻により包囲網が狭まる中、ヒトラーはもはや実行不可能な攻撃命令を叫び続け、側近たちを追いつめていく。極限状態に陥った地下要塞の人々が酒盛りやパーティーに興じる一方で、地上のベルリン市街では兵士や市民が苛酷な戦闘に身を捧げ、命を落としていった。
戦況は刻一刻と悪化、いよいよ敗戦を確信したヒトラーはある重大な決意のもと、長年の愛人エヴァとささやかな結婚式を挙げる。それは"第三帝国"の遅すぎた終焉の合図だった…。

戦場のピアニスト


2002年 ポーランド・フランス・イギリス・ドイツ・オランダ合作

〜Amazonより引用〜
2002年のカンヌ映画祭においてパルムドールに輝いた『戦場のピアニスト』は、ロマン・ポランスキー監督が指揮することを運命づけられた映画である。幼少時代をナチス占領下のポーランドで過ごしたポランスキー監督こそが、ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の自伝を映画化するに相応しい唯一の人物と言える。ナチスのワルシャワ侵攻を目の当たりにし、死の収容所送りを奇跡的に逃れたシュピルマンは、ゲットーの廃墟に身を隠すことで第二次世界大戦を生き延びる。ナチスのホロコーストを映画化したこれまでの作品とは異なり、主人公の視点から忠実に描写され、ポランスキー監督によって壮大なスケールで戦争を描いた奥行きのある叙事詩となっており、シュピルマンが希望を捨てずに粘り強く生き延びる様子と、彼が逃げ出すことを拒んだ街が徹底的に破壊される様子とを対比して浮かび上がらせている。一切の妥協を排して肉体的、感情的な真実性を追求することにより、『戦場のピアニスト』は希望と精神的純潔性の究極的な調べを奏でている。『シンドラーのリスト』と同様に、人間性の最も暗い部分を描き出した偉大な映画の中の1作である。(Jeff Shannon, Amazon.com)

2006年09月24日

この素晴らしき世界


2000年 チェコ映画

〜Amazonより引用〜

第二次世界大戦下、ナチスドイツの影が忍び寄るチェコの田舎町。ある日、子宝に恵まれないヨゼフとマリエの若夫婦は、収容所から逃げて来たユダヤ人青年ダヴィドをかくまうことになった。一方、マリエに横恋慕しているナチス信奉者のホルストは、何か隠し事をしているような夫婦のそぶりに疑念を抱くが…。
チェコ国内の主要映画賞を独占し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたヒューマン・ドラマの秀作。実話の映画化である。苛酷な時代情勢の中、名もなき一般庶民たちが「私たちはともに助け合わねば(映画の原題の意味)」とばかりに、次第に手に手を取り合っていく姿が感動的。決して深刻一辺倒ではなく、そこはかとないユーモアを多分に含みながらドラマを進行させていく演出の手腕も素晴らしいものがある。(的田也寸志)

 ナチス支配下のチェコという、日本人の私たちがあまり知りえない世界を描いているという点だけでも興味深いのですが、物語がとても骨太かつユーモアに溢れていて、素晴らしき作品です。
 戦場は描かれていませんが、当時のチェコの世相を知ることはできます。

 チェコという国は、昔から何でも笑い飛ばしてしまおうという気質がある土地だとのこと。
 その気質は、常に近隣の大国の支配に脅かされてきた小国の生きる知恵からくるものらしいのですが、この作品ではそのチェコ人気質がうまく表現されています。

 とても重苦しいテーマで、重苦しい展開なのですが、だからこそ、そこここに散りばめられたユーモアが生きている映画です。

 公開されたのは、東京・神保町の岩波ホール。ジジババ専門(失礼)の岩波ホールで公開されただけの単館映画でした。
 その後の知名度もまったく無いと言ってみもいい映画ですが、本当に素晴らしき映画なので、ぜひ多くの人に観てほしいと思います。

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