2006年09月27日

突撃



1957年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
第一次大戦下のフランスの701歩兵連隊へ、48時間以内に敵ドイツ軍の要塞を攻略せよ、との無謀な命令が下る。自殺行為だと必死に抵抗する連隊長の訴えもむなしく、作戦は決行され失敗に終わる。しかし指揮官である将軍は、敗因は隊の命令違反にあるとし、軍法会議で3人の兵士を処刑してしまう。
鬼才スタンリー・キューブリック監督が描く、異色の反戦ドラマだ。戦闘シーンに斬新な視覚アイデアを投入するなど、これまでの戦争映画とひと味違った展開に、キューブリック独特の個性が光る。冒頭の塹壕内での兵士の動きをとらえた長い移動ショットは、今では語り草になっている。
正義感あふれる主役の連隊長を、名優カーク・ダグラスが熱演している。(山内拓哉)

禁じられた遊び



1952年 フランス映画

〜Amazonより引用〜
フランス映画界の名匠ルネ・クレマン監督による、もはや単なる反戦映画の域を超えた名作中の名作。第2次世界大戦中の1940年6月、南フランスの田舎でドイツ軍戦闘機によって両親を殺された幼女ポーレット(ブリジット・フォセー)は、農家の少年ミシェル(ジョルジュ・ブージュリー)と出会い、彼の家で暮らすことに。やがてふたりは死んだ犬の墓を作ったことがきっかけで、小さな虫や動物の死骸を埋め、十字架を立てるというお墓遊びをはじめていくが…。
ナルシソ・イエペソのギターが奏でるギターの音色とメロディに彩られながら、戦争によって運命を狂わされた幼い者たちの悲劇を浮き彫りにしていく。ラスト・シーンはもはや言葉にならないほどに哀しく、観る者に涙と感動を与える名シーン。なお愛らしきヒロイン、ブリジット・フォセーは本作の製作から半世紀を超えた今も、ヨーロッパを基軸に名優として活躍中である。(的田也寸志)

アンネの日記



1959年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
第2次世界大戦下、ナチスドイツによるユダヤ人迫害から逃れるべく、ユダヤ人少女アンネ・フランク(ミリー・パーキンス)の家族は、親しいヴァン・ダーン一家の人々とともにオランダへ亡命し、屋根裏部屋へ隠れる。その隠遁生活の中、アンネはダーン家の息子ぺーター(リチャード・ベイマー)と愛し合うようになるが、やがて秘密警察が現れて……。
今なお世界中で読まれ続けるアンネ・フランクの日記を原作に、『シェーン』『ジャイアンツ』の名匠ジョージ・スティーヴンスが製作・監督したヒューマンドラマの傑作。堂々3時間の長尺を端正な演出で押し切り、アンネさながら人間の良心を信じさせてくれる端正な演出と味わい深い演技陣の妙は、堂々3時間という長尺をひと時なりとも感じさせない。極限状況の中で思春期のみずみずしさを清楚に演じきったミリー・パーキンスのはかない美しさが印象的。アカデミー賞では助演女優(シェリー・ウィンタース)、白黒撮影、美術監督・装置賞の3部門を受賞している。(増當竜也)

史上最大の作戦



1962年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
1944年6月4日未明、独のロンメル元帥は休暇をとって家族の元へ帰ろうとしていた。連合軍の大陸進入が迫りつつある事は察知していたが、おりしもドーバー海峡は30年ぶりの暴風雨に見舞われ、上陸可能な気象状況ではなかった。同日、南部イングランドではアイゼンハワー最高指揮官により、6月6日、上陸作戦遂行の決定が下された。

地下水道



1957年 ポーランド映画

遠すぎた橋



1977年 イギリス・フランス・アメリカ合作

〜Amazonより引用〜
目もくらむばかりの超豪華キャストによる戦争娯楽巨編。ショーン・コネリー、ローレンス・オリビエ、アンソニー・ホプキンス、マイケル・ケイン、ロバート・レッドフォードなど、ビッグネームだけでもここに書ききれないほどで、つい製作費のほうが気になってしまうキャスティングである。
監督は『ガンジー』の社会派リチャード・アッテンボロー。これだけのスターに演出をつけ、それぞれの見せ場をしっかり作っている手腕はすごいが、その影響かストーリー展開にやや無理がある印象は否めない。とはいえ、数々の戦闘シーンは迫力の連続で、特に男性には見逃せない映画である。原作は『史上最大の作戦』で有名なコーネリアス・ライアンの手による実話。(星乃つづり)



1959年 西ドイツ映画

〜Amazonより引用〜
第2次世界大戦末期、敗戦の色も濃いドイツで、年端も行かない少年たちに召集令状が届き、祖国を護るべく7人の少年が勇んで守備位置の橋へと赴く。しかし、せめて戦場から離れた場所に彼らを配置させたいという大人たちの思惑とは裏腹に、そこにアメリカ軍の戦車が現れた…。
ドイツの名優ベルンハルト・ヴィッキが監督に転じてのデビュー作。実話の映画化だが、純粋に愛国心を燃やして出征していった名もない少年たちの悲劇がモノクロ画面の中リアルに描かれることで、反戦のメッセージが如実に表れていく秀作として、必見の作品である。また『レマゲン鉄橋』『遠すぎた橋』同様、陸戦において実は橋こそはもっとも重要な攻防のポイントとなる戦史的事実をも、痛恨の思いとともに知らしめてくれる名作である。(的田也寸志)

脱走山脈



1968年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
第ニ次世界大戦末期、ドイツ軍の捕虜となっていた英国軍人ブルックス(オリヴァー・リード)は、動物園で象の飼育係を担当させられていたが、空襲で動物園が焼けて生き残った象をオーストリアへ避難させるよう命じられた。しかし、そのさなかで彼は象を殺そうとしたドイツ兵を射殺してしまったことから、象を連れてアルプスを越え、スイスに逃れようとするが……。
『狼よさらば』などで知られるマイケル・ウィナー監督による戦争アクションの異色作にして痛快な傑作。何せ象を連れての逃避行なだけに、全体のテイストはどこかのんびり気分で、まるで快い風が画面から吹いてくるかのようだ。それでいてアクション・シーンなど引き締めるところはきちんと締めるあたりが、また大したもの。音楽をフランシス・レイが担当し、『男と女』などとは一線を画した爽快なダイナミズムあふれる楽曲を提供しているのも異色かつ痛快。戦争映画が苦手な人でも楽しめること必至と断言できる必見作である。(的田也寸志)

2006年09月26日

スターリングラード(2000年版)



2000年 アメリカ・ドイツ・イギリス・アイルランド合作

〜Amazonより引用〜
第2次世界大戦下の1942年6月、極冠の地スターリングラードでソ連(現ロシア)とドイツの両軍による激烈な戦いが展開されていくなか、若きソ連兵ヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)は狙撃の名手として国の英雄へと祭り上げられていく。しかしドイツ軍も、彼を暗殺すべくすご腕のスナイパー、ケーニッヒ(エド・ハリス)を彼の地へ送り込んだ…。
ソ連の社会主義を厳しく批判しつつも、歴史あるロシアの風土と文化には敬意を表し、また戦いそのものの全容を描くのではなく、実在の英雄ヴァシリの伝説をもとにした男と男の一騎打ち、そして極限状況下の男女の愛に焦点を絞ることで、壮大な人間ドラマを具現化させた、巨匠ジャン=ジャック・アノー監督の秀作。ヴァシリの恋人役レイチェル・ワイズを際立たせているのも、この監督ならではの素敵な賜物である。(的田也寸志)

スターリングラード(1993年版)



1993年 ドイツ・アメリカ合作

〜Amazonより引用〜
零下50度の戦場、スターリングラードを舞台にその中で生きる人間の希望や絶望を描く。

僕の村は戦場だった



1962年 ロシア映画

〜Amazonより引用〜
ドイツ軍の攻撃で家族を失った12歳のイワン。少年偵察兵としてパルチザンに参加した彼は、ドイツ軍の情報をソ連側に伝える任務を背負い、衝撃的な末路を迎える。少年の視点から戦争の悲惨さを訴える、当時30歳だったアンドレイ・タルコフスキー監督の長編処女作。原作はウラジーミル・ボゴモーロフのベストセラー小説で、彼は脚本にも参加している。
第二次大戦によって戦場と化してしまう村と、少年が回想する平和だった過去の村。そのふたつが鮮やかなコントラストでフィルムに焼きつき、とくに回想部分は、モノクロながら、のどかな自然の色が浮き上がってくるような美しさ。夢のなかで亡き母と出会い、目覚めた瞬間、現実を目の当たりにして呆然とするイワンの表情はとことん切ない。監督の他の作品に比べると、登場人物の心情やストーリーが分かりやすいので、タルコフスキー初心者にもオススメの1本だ。(斉藤博昭)

質屋



1965年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
‘人間の絶望’を描いた『評決』のS・ルメットによる社会派ドラマ。金だけを信じる人間不信の中年男性を演じたR・スタイガーが、ベルリン映画祭主演男優賞を獲得。

夜と霧



1955年 フランス映画

〜Amazonより引用〜
セーヌ左岸派を代表する映画作家、アラン・レネの名を一躍世界に知らしめたドキュメンタリー。ユダヤ人大量虐殺を題材に、廃墟と化したアウシュビッツ収容所の映像と虐殺の生々しい記録のコラージュから、映像によるナチズムの告発に成功している。

2006年09月25日

ライフ・イズ・ビューティフル



1997年 イタリア映画

〜Amazonより引用〜
1939年イタリア、トスカーナ地方。主人公のユダヤ系イタリア人グイドは、いつも陽気で人々を楽しませる達人。グイドと「お姫様」のドーラは恋に落ち、息子ジョズエをもうける。しかし、間もなくナチスの強制収容所へ…。そこでもグイドは幼い息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら笑顔で陽気に振舞い、嘘をつき続ける。
ユーモアと悲哀が混ざり合い、人生のすばらしさを謳いあげた作品。イタリアの名優ロベルト・ベニーニ演じるグイドの、体を張った豊穣な愛が美しい。ラストは涙、涙、涙…。
ベニーニは、監督・脚本・主演という三役を見事にこなし、アカデミー主演男優賞、外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。また、音楽を担当した作曲家ニコラ・ピオバーニが、本作でアカデミー音楽賞に輝いた。(齋藤リエ)

シンドラーのリスト



1993年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
第二次大戦下のドイツ。実業家シンドラーは軍用ホーロー器工場の経営に乗り出し、ゲットーのユダヤ人たちを働かせた。やがて彼は、ユダヤ人たちを強制収容所送りから救うのだった。
スティーヴン・スピルバーグ監督が、念願のアカデミー賞を受賞した大作。ナチスの収容所で命を落とした親族がいるスピルバーグは、監督料を返上してまでもこの映画の製作に取り組んだ。
オスカー・シンドラーを演じたリーアム・ニーソンは、この映画でスターとなり、ナチスの将校を演じたレイフ・ファインズも大きく羽ばたいた。さらにベン・キングズレーらの脇役の熱演も光っている。20世紀における歴史的な出来事を再現した記念碑的な作品といえるだろう。(アルジオン北村)

プライベート・ライアン



1998年 アメリカ映画

〜Amazonより引用〜
 アメリカ軍兵士の目をとおして語られるこの物語は、第2次世界大戦の歴史的D-デイ侵攻作戦から始まり、上陸後は兵士たちの危険極まりない特別な任務へと続く。ジョン・ミラー大尉(トム・ハンクス)は、ジェームズ・ライアン二等兵を探し出すため、部下とともに敵陣深く浸入する。4人兄弟のライアン二等兵は、ほかの3人の兄弟をすべて戦闘で亡くしたのである。作戦遂行が不可能に思えたとき、兵士たちは命令そのものに疑問を持つ。たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれ自分なりの答えを出す。そして名誉と誠実さと勇気をもって、不確かな未来に打ち勝つ強さを見つけるのである。



ヒトラー 最後の12日間



2004年 ドイツ・イタリア・オーストリア合作

〜Amazonより引用〜
1945年4月20日、ベルリン。ヒトラーは56歳の誕生日を総統地下壕で迎えた。ソ連軍の猛攻により包囲網が狭まる中、ヒトラーはもはや実行不可能な攻撃命令を叫び続け、側近たちを追いつめていく。極限状態に陥った地下要塞の人々が酒盛りやパーティーに興じる一方で、地上のベルリン市街では兵士や市民が苛酷な戦闘に身を捧げ、命を落としていった。
戦況は刻一刻と悪化、いよいよ敗戦を確信したヒトラーはある重大な決意のもと、長年の愛人エヴァとささやかな結婚式を挙げる。それは"第三帝国"の遅すぎた終焉の合図だった…。

戦場のピアニスト


2002年 ポーランド・フランス・イギリス・ドイツ・オランダ合作

〜Amazonより引用〜
2002年のカンヌ映画祭においてパルムドールに輝いた『戦場のピアニスト』は、ロマン・ポランスキー監督が指揮することを運命づけられた映画である。幼少時代をナチス占領下のポーランドで過ごしたポランスキー監督こそが、ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の自伝を映画化するに相応しい唯一の人物と言える。ナチスのワルシャワ侵攻を目の当たりにし、死の収容所送りを奇跡的に逃れたシュピルマンは、ゲットーの廃墟に身を隠すことで第二次世界大戦を生き延びる。ナチスのホロコーストを映画化したこれまでの作品とは異なり、主人公の視点から忠実に描写され、ポランスキー監督によって壮大なスケールで戦争を描いた奥行きのある叙事詩となっており、シュピルマンが希望を捨てずに粘り強く生き延びる様子と、彼が逃げ出すことを拒んだ街が徹底的に破壊される様子とを対比して浮かび上がらせている。一切の妥協を排して肉体的、感情的な真実性を追求することにより、『戦場のピアニスト』は希望と精神的純潔性の究極的な調べを奏でている。『シンドラーのリスト』と同様に、人間性の最も暗い部分を描き出した偉大な映画の中の1作である。(Jeff Shannon, Amazon.com)

2006年09月24日

この素晴らしき世界


2000年 チェコ映画

〜Amazonより引用〜

第二次世界大戦下、ナチスドイツの影が忍び寄るチェコの田舎町。ある日、子宝に恵まれないヨゼフとマリエの若夫婦は、収容所から逃げて来たユダヤ人青年ダヴィドをかくまうことになった。一方、マリエに横恋慕しているナチス信奉者のホルストは、何か隠し事をしているような夫婦のそぶりに疑念を抱くが…。
チェコ国内の主要映画賞を独占し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたヒューマン・ドラマの秀作。実話の映画化である。苛酷な時代情勢の中、名もなき一般庶民たちが「私たちはともに助け合わねば(映画の原題の意味)」とばかりに、次第に手に手を取り合っていく姿が感動的。決して深刻一辺倒ではなく、そこはかとないユーモアを多分に含みながらドラマを進行させていく演出の手腕も素晴らしいものがある。(的田也寸志)

 ナチス支配下のチェコという、日本人の私たちがあまり知りえない世界を描いているという点だけでも興味深いのですが、物語がとても骨太かつユーモアに溢れていて、素晴らしき作品です。
 戦場は描かれていませんが、当時のチェコの世相を知ることはできます。

 チェコという国は、昔から何でも笑い飛ばしてしまおうという気質がある土地だとのこと。
 その気質は、常に近隣の大国の支配に脅かされてきた小国の生きる知恵からくるものらしいのですが、この作品ではそのチェコ人気質がうまく表現されています。

 とても重苦しいテーマで、重苦しい展開なのですが、だからこそ、そこここに散りばめられたユーモアが生きている映画です。

 公開されたのは、東京・神保町の岩波ホール。ジジババ専門(失礼)の岩波ホールで公開されただけの単館映画でした。
 その後の知名度もまったく無いと言ってみもいい映画ですが、本当に素晴らしき映画なので、ぜひ多くの人に観てほしいと思います。

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